「BB戦士267 烈火武者頑駄無」

[2004/8/6・バンダイ ホビー事業部・込¥525-]
シリーズ第2弾。読みは「レッカムシャガンダム」。
▼商品構成
全42パーツ+ポリパーツ(PC-123)12パーツ。
パーツを手で外すことの出来るタッチゲート仕様のランナー(前作「武者○伝」シリーズ以来の定番仕様)。
赤・白・黄・黒の4色成形ランナー(Aランナー)と、黒1色のBランナーの2枚構成。さらにシールも付属しますが、フル装備の親武者だけあって、シールを全部貼っても設定色にはまだ足りない印象です。特に軽装形態のボディは黒と赤のツートンになってしまうので、赤や黄色を塗装で再現してやりたいところです。
ポリパーツはBB戦士シリーズでは定番のPC-123ですが、PC-123プラスではないので首や腕が2軸可動だったりと若干物足りなさを感じます。あと、ちょっと腕の差し込みが硬いです。
▼ギミック
頭部(2軸可動)、肩部(2軸可動)、腕部(2軸可動)、腰部(1軸可動)、脚部(スネパーツ両端でのダブルボール可動)、肩鎧(2軸可動)とあちこち動きます。特筆すべきはバックパックから生えている肩鎧の可動で、腕と直結せずにフレキシブルに動くため、ギリギリ干渉せずに腕を自由に動かすことが出来ます。
軽装形態からの鎧装着ギミックは、カブト、胸鎧前後、肩鎧左右、足鎧(クツ)左右を装着し、武器を装備させて完成。最初の「ムシャガンダム」を髣髴とさせる懐かしいフォルムです。
▼武器
・烈火刀(れっかとう)
・新タネガシマ(しんたねがしま)
・閃攻の薙刀(せんこうのなぎなた
鎧の名前は「紅蓮の鎧(ぐれんのよろい)」。
烈火刀は鞘つき。他の武器は手に持たせるか、腰や背中に装着することが出来ます。
なお、説明文の中に「烈火武者の称号は、この刀(烈火刀)の名からとって、大将軍様が付けてくださったのだ」との記述あり。烈火武者頑駄無は武者としての名乗りで、本名は別なんでしょうかね……。
▼その他
説明書は4つ折りで表4C/裏1C印刷。
説明書カラー面の今石進氏によるコミックは、2ページいっぱいに掲載。笑えるカットもありつつ、親子武者の燃える共演がストーリーを盛り上げます。
箱の底面に掲載されている横井孝二氏による4コマ「武者劣伝」は、劣丸が烈火武者頑駄無に「何であんたには丸がついてないの?」と素朴な疑問をぶつけた結果、SDガンダムフォースの武者達の名前と矛盾する結論が……。
ちなみにこの4コマ内で描かれる烈火武者、ものすごくオールドスタイルのムシャガンダムイラストタッチになっていて、横井氏の画風がまったく変わっていないことに驚かされます。